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SnykWeek New York:クラウドの中で

feature snykweekny

2022年10月10日

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9月もPatchとのパーティーを続け、ロウアー・イースト・サイドにあるPublicホテルでSnykWeek: New Yorkを開催しました。ニューヨークでのイベントでも、開発者セキュリティ全般について話し合うというテーマを引き継ぎ、今回はクラウドセキュリティの実践に焦点を当てました。

高層ビルの窓から見たロウアー・マンハッタンの景色。ワン・ワールド・トレード・センター、屋上、ソーラーパネル、大きな肉球型の窓用ステッカーが見える
17階からの眺め

Simon Mapleが語るセキュリティの未来

当日は、SnykのフィールドCTOであるSimon Mapleが、セキュリティの未来について語ることから始まりました。金融、小売、エンターテインメントなど、あらゆる業界の企業がデジタルトランスフォーメーションを進め、「テクノロジー企業」へと変化する今、世界はかつてない速さでイノベーションを実現していると指摘しました。しかし、セキュリティツールやその実践は、この急速なイノベーションに追いついていません。では、近い将来、何が起こるのでしょうか。Simonは、セキュリティが分散化し、開発者に使いやすいツールやDevSecOpsの実践の広がりによって、ソフトウェア開発プロセスに完全に組み込まれていくと説明しました。また、セキュリティにおけるクラウド導入の重要性も強調しました。データセンター環境で扱っていた要素の多くがクラウドに移行するにつれて、セキュリティの実践はアプリケーション、コンテナ、オープンソースライブラリにより緊密に統合されていきます。

Josh Stellaが語るクラウドセキュリティ

クラウドセキュリティの話題に続いて、SnykのVP兼チーフアーキテクトであるJosh Stellaが登壇し、「Snyk State of Cloud Security Report」と、その基となった調査について話しました。回答者の80%が、過去1年間に深刻なクラウドセキュリティインシデントを経験したと報告したことを紹介しました。クラウドの設定ミスを検知から1時間以内に対処できているチームはわずか10チームに1つである一方、悪意のある攻撃者はそれよりはるかに短い時間で行動できます。そのため、クラウドセキュリティではスピードと自動化が欠かせません。

Joshは「クラウドは、人類が作り出したコンピューティング環境の中で、圧倒的に安全である可能性がある」と指摘する一方で、可能性があるという点を強調しました。クラウドのメリットを活かすには、クラウドの使い方を理解する必要があります。クラウドセキュリティの責任者を誰にするかについて、チームが定義できる余地はまだあります。調査では、エンジニアは自分たちのチームがクラウドセキュリティに主な責任を負うと考えている一方、最高情報セキュリティ責任者(CISO)のうち、エンジニアリングチームがその責任を担っていると考える人は19%にとどまりました。

Joshは、Infrastructure as Code(IaC)セキュリティの大きなメリットについても触れました。調査によると、IaCセキュリティを導入しているチームでは、クラウドの設定ミスが中央値で70%減少していました。生産性とデプロイ速度についても、同様の改善が報告されています。

「設定に問題はあるが安全」と題されたスライドの横で、AWSとS3のセキュリティ図を使ってクラウドセキュリティの概念を説明する登壇者
Josh Stellaがクラウドセキュリティの複雑さについて解説します。

Joshが紹介したデータや原則について、詳しくはクラウドセキュリティの現状に関するSnykの2022年版レポート全文をご覧ください。

Ravi Mariaが紹介するSnykの製品ロードマップ

プロダクト&パートナーマーケティング担当VPのRavi Mariaが、Snykの今後の製品ロードマップの目標と機能を紹介しました。主な内容は次のとおりです。

  • Snyk Codeの新機能(現在ベータ版のPRチェックなど)

  • Snyk Open Sourceの脆弱性に関するインサイトを強化

  • Snyk ContainerでQuay、Harbor、GitHub、GitLabなどのレジストリをサポート

また、Snyk Learnを利用する開発者向けに、よりパーソナライズされた学習パスも導入します。開発者が自分のペースや方法でカリキュラムを作成し、学習を進められるようになります。Raviの言葉を借りれば、「開発者にセキュリティを学んでもらう最善の方法は、開発者が問題に直面しているときに、その解決を手助けすることです」。

RandallとMicahが「Hack with Patch」を開催

SnykWeekの開発者向けセッションは、開発者リレーションズ&コミュニティ担当シニアディレクターのRandall Deggesと、開発者リレーションズ担当ディレクターのMicah Silvermanが進行しました。午後の最初にRandallは、セキュリティに興味を持つようになった経緯を話しました。セキュリティの仕事を通じて、毎日新しいことを学んでいると語りました。

「セキュリティについて、絶対的なものとして語られることがよくありますが、それは正しい捉え方ではありません。開発者として、セキュリティインシデントは学ぶ機会になると理解することも、私たちの責任の一つです。脆弱性を見つけて修正するのは楽しいことです。自信にもつながりますし、セキュリティの専門知識を評価されて、正義の味方になれるのも楽しいですね。」

SnykSnyk

Randall Degges

VP, AI Engineering & Developer Relations, Snyk

脆弱性を発見し、修正するプロセスについてのこの視点を踏まえ、参加型の開発者向けチャレンジ「Hack with Patch」が始まりました。Micahの進行のもと、参加者全員で脆弱性の修正に取り組むライブセッションを行いました。会場の皆さんが作業に集中し、脆弱性を見つけて修正していく姿を見ることができました。

共同ワークショップでノートパソコンを囲む人々。窓の外には街のスカイラインが見えます。
「Hack with Patch」で手伝うRandall。

クラウドを眺めながらカクテルを

最後は、Publicホテルの17階テラスで交流会を開きました。開発者、CISO、経営幹部をはじめ、セキュリティに関心のある皆さんが、くつろぎながら仕事について語り合う機会となりました。盛りだくさんで刺激的な一日を締めくくるのに、ぴったりのひとときでした。

夕暮れのニューヨークを一望できる屋上テラスで、エンパイア・ステート・ビルを背景に開発者たちが談笑しています。
テラスでの開発者チャット。

ニューヨークで初めてのSnykWeekを開催できたことを、とてもうれしく思います。ご参加いただいた皆さんに感謝します。今後も世界各地でSnykWeekを開催しますので、ぜひご参加ください。今週はSnykWeek San Franciscoを開催します!

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