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Snyk、セキュリティエージェントのチームで従来のAppSecを再定義するEvo Agentic AppSecを発表

Snyk Launches Evo Agentic AppSec jvraeq

2026年10月15日

エージェント型開発は、それを制御するために構築されたあらゆるセキュリティモデルを追い越しています。かつて人が操作していたツール群は、今や悪用可能な脆弱性を見つけ、マシンスピードで修正するAIエージェントのチームへと変わりました。

ボストン、2026年10月15日 — AIセキュリティ企業のSnykは本日、Evo Agentic AppSecを発表しました。これは、エージェントがコードを書くスピードで脆弱性を発見、修正、ブロックするAIセキュリティエージェントのチームです。すべての結果は、それを生成したエージェントとは独立して検証されます。エージェント型開発は、人が書くコードを前提としたAppSecモデルをすでに追い越しています。Evo Agentic AppSecは、エージェントが生成するコードを作成時点から保護するとともに、既存の人が書いたコードも継続的にカバーします。また、4,800社を超えるお客様がすでに信頼を寄せる決定論的なエンジン上で稼働します。

これにより、企業は初めてバックログゼロを実現できるようになります。

「Snykはシンプルな仮説から始まりました。あらゆる欠陥は、作り出された瞬間に近いほど修正コストが低くなります。今ではエージェントがコードを書くため、セキュリティはコードが作られるループの内側へと移行しなければなりません。そして、問われるのは修正が生成されたかどうかではありません。実際にリリースされるかどうかです。モデルが自分の課題を自分で採点するのは、セキュリティプログラムではありません。ダッシュボードを伴う利益相反です」と、SnykのCTO兼最高イノベーション責任者であるManoj Nairは述べています。

汎用LLMを問題に適用するだけでは、このギャップは埋まりません。Snykの最新のVulnBenchレポートによると、LLMによるセキュリティレビューでは49.7%の確率で、次の実行時には消えてしまう検出結果が報告されています。つまり、問題の発見を支える基盤となる決定論的なエンジンにはなり得ません。AIを利用した攻撃が広がる今、ボトルネックとなっているのは問題の修正です。別の調査VulnBumpでは、LLMだけでマージ可能な修正を生成できるのはわずか59.6%であり、最も経験の浅い開発者に対しても、エンジニアリングチームが受け入れない水準であることをSnykが示しています。同じベンチマークで、同じマージ可能な修正の基準を適用したところ、セキュリティバックログに自律的に対処するよう設計されたEvo Remediation Agentは、その割合を90%に引き上げました。

なぜ今なのか

Snykのお客様全体で検出された新たな重大および高深刻度のセキュリティ問題は、過去1年間で10倍に増加しました。また、Snykの製品データの分析では、修正された脆弱性1件につき、約8件の新たな脆弱性が持ち込まれていることが分かりました。エージェント型開発の普及とともに、このギャップは広がり続けています。

攻撃者も同じペースで動いています。Snykの研究者は2026年に入り、マルウェアを中心とした注目度の高い攻撃にすでに18件対応しており、オープンソースレジストリに公開される悪意あるパッケージは年間で500%以上増加すると予測しています。ある脅威アクターは、市販のAIモデルを使い、5週間で55か国の600台を超えるFortiGateファイアウォールに侵入しました。約10,000件の開発環境を対象としたSnykの分析では、MCPサーバーを実行する開発者の12人に1人に高または重大なセキュリティ上の問題が見つかりました。また、約4,000件のエージェントスキルを対象とした監査では、36%に少なくとも1つのセキュリティ上の欠陥が見つかりました。

「プルリクエストのスキャンは、人間の速度と人間の作業量を前提に作られました」とNairは述べています。「今でも重要です。しかし、コードが継続的に生成され、それに対する攻撃が自動化されるようになれば、それだけでは不十分なのは明らかでした。」

「何年も管理してきたバックログは、もはや単なる整理対象ではありません。攻撃対象領域です」と、SnykのCEO、Ken MacAskillは述べています。「かつてバックログゼロは夢物語でした。しかし、エージェント型開発と攻撃の時代には、それが標準でなければなりません。」

Snykが提供するもの

Evo Agentic AppSecは、人間が監督するもとでアプリケーションセキュリティのループ全体をマシンスピードで実行します。アプリケーションを理解し、脅威をモデル化し、重要な脆弱性を見つけ、修正すべきものを判断し、新しいコードとすでに本番環境にあるバックログの両方に対して、検証済みでマージ可能な修正をリリースします。エージェントはSnykの決定論的なエンジンに取って代わるのではなく、それらを操作します。Snyk Code、Snyk Open SourceをはじめとするSnykのエンジンをツールとして呼び出します。Evo Agentic AppSecは、用途に特化したエージェントのチームとして提供されます。 

Evo Code Scanning Agentは、最先端のAI推論とSnykの既存の静的解析を組み合わせ、パターンマッチングだけでは構造的に検出できない問題を見つけます。AI生成コードが最も弱い箇所に集中する、アクセス制御の不備や認証ロジックの欠陥を検出します。

Evo Dependency Firewallは、悪意のあるパッケージやポリシーに違反するパッケージをインストール時にブロックします。開発者のマシンはもちろん、コードベースに到達する前に遮断します。対象には、攻撃者がAIエージェントの幻覚によって生まれたパッケージ名を登録し、次のエージェントが不正なペイロードをインストールするのを待つ「スロップスクワッティング」も含まれます。

Evo Agentic Security Reviewは、リポジトリ全体のセキュリティレビューをエージェントに委任します。コードとコンテキストからアプリケーションモデルと脅威モデルを構築し、信頼性の高い脅威シナリオに対してセキュリティ対策が備わっているか、十分であるかを評価します。そして、スキャナーのカバレッジに左右されず、根拠に基づく検出結果と具体的な修正ガイダンスを提示します。

Evo Remediation Agentは、新たに書かれたコードとバックログの両方を対象に、修正のループ全体を自律的かつ大規模に実行します。提供開始時には、Snyk Open Sourceの問題から対応します。ビルドを壊す可能性のある修正はマージせず、承認待ちにするため、Remediation Agentはマージ可能な修正を提供できるように設計されています。

Evo Secrets Detectionは、IDEからCIまで、従来型とエージェント型の両方の開発環境で漏えいした認証情報を検出します。

これらのエージェントはそれぞれ、10年以上にわたる修正結果のデータを持つインテリジェンスレイヤーからコンテキストを取得し、到達可能性、悪用可能性、修正による破壊リスクを分析します。これらの分析は、あらゆるエージェントが呼び出せるリソースとして提供されます。 

Snykは予防と修正を別々に扱います。コーディングエージェント内での予防に、人間の承認は必要ありません。コードを書く権限をすでに持つエージェントが、自ら持ち込んだ脆弱性を修正する前に許可を求める必要はないからです。一方、修正はすでに実行中のコードに影響し、その責任を負う人がいる場合があります。そのため、リリース前にその人の信頼を得る必要があります。

エンドツーエンドの単一ループ

Evo Agentic AppSecは、Snyk AI Security Platformを単一のループとして完成させます。検出、修正、サプライチェーンをカバーします。1,600社を超えるお客様に導入されているSnyk Studioは、コマンドラインでリアルタイムのAIガイダンスと、対話形式のインテリジェントな修正機能を提供します。すでにリリースされているEvo Agentic Development Security (ADS)は、コードが出力される前にコーディングエージェント内で脆弱性を防止します。8月から一般提供されているEvo Continuous Offensive Securityは、独立した評価者として稼働中のアプリケーションを攻撃者と同じ方法で攻撃し、修正が有効であることを検証します。

どのエージェントも、自分の作業を自分で評価することはありません。「エージェントが作業を行い、独立した存在がその有効性を証明し、人間が基準に責任を持ちます」とNairは述べています。「生成するものが検証者であってはなりません。」 

役割は変わっても、人員は増やさない

Evo Agentic AppSecは、AIによる開発の規模が拡大しても、AppSecの人員をそれに比例して増やすことなく運用できるよう設計されています。開発者はコードの作成者から、エージェントが提案する修正の承認者へと役割を移します。AppSecリーダーはチケットのトリアージから、AI Security Engineersとしてループに取り組む役割へ移り、エージェントが従う基準の設定、エージェントの管理、判断内容の監査を担います。専任のAppSec部門がないチームも、初めて実効性のあるプログラムを運用できるようになります。

提供状況

Evo Code Scanning Agent、Evo Dependency Firewall、Evo Agentic Security Reviewは現在、一部のSnykのお客様に実験的プレビューとして提供されています。Evo Remediation Agentはオープンプレビューとして提供中です。Secrets Detection、Evo ADS、Evo Continuous Offensive Securityは一般提供されています。利用を希望する組織は、Snykのアカウント担当者にお問い合わせいただくか、snyk.ioで詳細をご覧ください。

Snykについて

AIセキュリティ企業のSnykは、AIを活用する企業が未来を開発し、安全に守れるよう支援し、組織が制限なくイノベーションを実現するためにAIを信頼できるようにします。Snyk AI Security Platformは、開発スピードでソフトウェアを保護し、保護機能を開発フローに直接組み込むことで、GenAIコード、AIネイティブアプリケーション、エージェント型システムを守ります。作成時点から可視化、制御、修正、自律的な防御を安全に提供することで、Snykは世界中の4,800社を超えるお客様がAI時代に恐れず開発できるよう支援します。