サイバーセキュリティ人材不足を解決する鍵:世界の2,700万人の開発者をセキュリティ対策に巻き込む
2021年8月27日
0 分で読めます昨日、バイデン政権は、米国全体のサイバーセキュリティ態勢を改善するための重要な対策について協議するため、Amazon、Apple、Google、IBM、Microsoftをはじめとする企業や非営利団体のリーダーを招集しました。(これは、5月に私たちが記事にした大統領令に続くもので、最新のソフトウェアサプライチェーンのセキュリティを向上させるための100日間の取り組みが示されています。)
昨日の新たな覚書で、特に目を引いたのは次の一文です。「米国が抱える最大の問題は、官民合わせて約50万人分のサイバーセキュリティ職が未充足のままであることです。」
Snykは、民間・公共を問わず、あらゆる規模の組織が適切なアプローチとツールを活用して、セキュリティ人材の体制を近代化できるよう支援することに情熱を注いでいます。Snykは、従来型のセキュリティ業界は機能不全に陥っており、ITやセキュリティを中心とする従来の考え方から、開発者を中心としたセキュリティへと速やかに進化する必要があるという信念のもとに創業しました。
なぜそう考えるのでしょうか?
世界の2,700万人の開発者をセキュリティ対策に巻き込む
現在空席となっている50万人分のサイバーセキュリティ職を埋める取り組みに異論はありません。しかし、学生や現職者が大学や職業訓練の資格取得を終えるまで待つ時間はないことが、ますます明らかになっています。より迅速で合理的な解決策は、世界中にいる既存の開発者2,700万人(そして増え続ける開発者)全員をセキュリティ対策に巻き込み、日々の開発ワークフローにセキュリティの規律を取り入れることです。
従来型のサイバーセキュリティツール:ハッカーには通用しない古い手法
世界有数の組織はすでに、SIEM、エンドポイントや脅威・ネットワーク検知、認証などの旧式のソリューションを中心に、サイバーセキュリティツールへ数十億ドルを費やしています。実際、Gartnerは、情報セキュリティサービスへの世界的な支出が今後1年で1,500億ドルに達すると予測しています。それでも攻撃は続いています。ハッカーはすでにこうしたレガシーシステムの悪用方法を学び、何度も攻撃を繰り返しているのです。狂気とは何でしょうか?同じことを繰り返しながら、違う結果を期待することです。
コードからクラウドまで、セキュリティを組み込む
今日のデジタル社会では、開発者は絶えずコードを書き、かつてない速さでアプリケーションをリリースしています。定期的なコードスキャンや、本番環境へのリリース直前のセキュリティテストによって、開発プロセスを遅らせる余裕はありません。セキュリティテストを開発ライフサイクル全体で自動化し、開発者の日常のワークフローに組み込む必要があります。また、開発者には、自社開発コードの脆弱性を体系的に発見・修正して完全性を確保するとともに、開発に活用する公開オープンソースソフトウェア全体の脆弱性にも対応する方法が必要です。
開発チームとセキュリティチームが力を合わせれば、より強固に
Snykが描く未来は、個人の英雄的な活躍や、連携のないチームが孤立して取り組むことではありません。CEOから組織全体に至るまで、誰もがセキュリティを重視し、優先することです。そして開発チームとセキュリティチームが効果的に協力し、あらゆるアプリケーションとコード、さらにアプリケーションの実行基盤となるインフラ全体にわたって、継続的にセキュリティ上の問題を発見、修正、監視していくことです。
今日のデジタル社会において、国家や組織がセキュリティへの取り組み方を適応・進化させる必要性を、バイデン政権が支持していることを心強く思います。そして、今回の新たな取り組みが、今日のサイバーセキュリティ人材不足を解決する鍵となる、開発者を中心としたセキュリティという私たちのビジョンを反映していることを、さらにうれしく思います。
このビジョンや、セキュリティ対策に参加する方法について詳しく知りたい方は、10月5~7日開催のSnykConにぜひご参加ください。



