開発者の36%が過去1年間にOracle JDKから別のOpenJDKディストリビューションに移行
2020年2月5日
0 分で読めます年次JVMエコシステムレポートへようこそ。このレポートでは、JVMエコシステムに関する最大規模の年次調査の結果を紹介します。2019年下半期に2,000件以上の回答が寄せられ、JavaやJVM関連のトピックについて貴重な知見をお寄せくださった皆さまに感謝いたします。
このレポートは、次の6つの記事で構成されています。
開発者の36%が過去1年間にOracle JDKから別のOpenJDKディストリビューションに移行
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現在、主要アプリケーションの本番環境で使用しているJDKは、どのベンダーのものですか?
OracleがJDKバージョンのライセンスを変更したことを受け、このレポートでは重要な問いから始めます。開発者は主要アプリケーションにどのJDKを使っているのでしょうか?
回答者によると、Oracle JDKが34%で依然として最多である一方、他のOpenJDKプロバイダーへの大きな移行が見られます。開発者の4人に1人がAdopt OpenJDKディストリビューションを選んでいます。また、商用ライセンスが付帯しているものの、Oracle JDKも内部ではOpenJDKを使用している点は興味深いところです。

昨年の調査結果では、希望するJDKディストリビューションとしてOracle JDKが70%、OpenJDKが21%を占めていました。これと比較すると、Oracle JDKから他のOpenJDKプロバイダーへ大きく移行し、割合が72ポイント変動したことがわかります。

現在、JDKのサポートに対してベンダーに料金を支払っていますか?
この質問への回答を見ると、先ほどのOracle JDKからOpenJDKへの移行が起きた理由がよくわかります。参加者の大多数(86%)は、JDKのサポートに料金を支払いたくないと考えています。実際、現在サポート料金を支払っているのはわずか9%です。

支払い先はどこですか?JDKのサポートに料金を支払う場合
JDKのサポートに料金を支払う開発者の間では、Oracleが依然として明確な首位で、残る3社がほぼ均等に市場を分け合っています。つまり、JDKサポートに料金を支払う開発者がわずか9%(質問2の結果)の場合、Oracleに支払っている開発者は全体の5%、つまり20人に1人ということになります。

JDK 9以降のサポートとリリースサイクルの変更は、サポート料金を支払うかどうかの判断に影響しましたか?
JDK 9以降、Javaの新バージョンは毎年3月と9月にリリースされるようになり、JDKのリリースサイクルが大きく変わりました。リリースサイクルが6か月になったことでサポート期間にも影響が及び、多くのユーザーのアップデート戦略が変わっています。さらに、古いバージョンにセキュリティパッチがバックポートされなくなるなど、この変更はセキュリティにも影響します。
調査によると、開発者の3分の1以上にとって、新しいリリースサイクルがサポート料金を支払うかどうかの判断に影響しました。回答者の少なくとも41%が、リリースサイクルとサポートの変更が判断に何らかの影響を与えたと答えています。

最新のリリースサイクルの変更を踏まえ、今後JDKのサポートに料金を支払うことを検討しますか?
この調査に参加した開発者の大多数は、今後JDKのサポートに料金を支払う考えはないとしています。今後のJDKリリースでコミュニティの関与が増えることを考えると、1年後にはJDKサポートへの支払いを検討する開発者が減っているかもしれません。今後サポート料金を支払う意思がある回答者はわずか7%ですが、19%はまだ検討中です。

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