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Snyk、AI Security PlatformにAgentic Development Securityを追加:エンタープライズソフトウェアを開発するAIエージェントのためのエンフォースメントレイヤー

ADS Press Release Hero wiqvum

2026年6月23日

エージェント開発のライフサイクル全体でリアルタイムにエンフォースメントを実施し、エージェントが利用するもの、実行することを管理し、生成するコードを保護します。

ボストン、2026年6月23日 — Snykは本日、AIセキュリティ企業として、Evo Agentic Development Security (ADS)を発表しました。現代のソフトウェア開発を支えるAI人材に、セキュリティ保護の範囲を拡大します。Evo ADSは、自律型AIエージェントの時代におけるソフトウェア開発を、エージェントが利用するもの、実行すること、生成するものを、エージェントのワークフロー内でリアルタイムに管理し、リスクが高まる前に保護します。

AIコーディングアシスタントは、自律型エージェントへと進化しています。これらのシステムは、外部ツールを呼び出し、操作を実行し、人間による監視をほとんど受けずにソフトウェアを生成します。また、MCPサーバー、プラグイン、サードパーティのインテグレーションを通じて、社内システムに接続します。従来のセキュリティモデルは、コードや成果物のスキャンを目的に構築されており、それらを作成するシステムの管理や、使用するツールの審査、実行時のエージェントの動作に対するポリシー適用には対応していません。企業環境のデータは、すでにこの変化が進行していることを示しており、公に報告された攻撃では、悪意のあるMCPサーバーから、エージェントが使用する依存関係に仕込まれたプロンプトインジェクションまで、エージェントのツールチェーン自体を介した攻撃がすでに実証されています。

自律型エージェントの進化は、それを管理するために設計されたセキュリティモデルを上回っています

約9,700の開発者環境から収集した匿名化されたテレメトリーデータから、この変化がすでにどこまで進んでいるかが明らかになりました。開発者の43%が2つ以上のAIコーディング環境を同時に実行し、半数以上がMCPサーバーをインストールしています。最も多くのツールが組み込まれた環境では、80を超えるMCPサーバーが同時に稼働していました。こうした接続により、コードリポジトリ、ブラウザー、社内ツール、本番システムへのライブアクセスが可能になりますが、その間にセキュリティ制御は存在しません。

このサプライチェーンに潜むリスクは、決して仮定のものではありません。MCPサーバーを使用する開発者の12人に1人に、高または重大度の検出結果があります。別途、ADSの初期エンタープライズデザインパートナー環境を分析したところ、エージェントスキルにも同様の脅威があることが判明しました。開発者の約4人に1人が少なくとも1つのスキルをインストールしており、平均インストール数は18です。また、スキルの10個に1個以上が外部依存関係や外部ホストの指示を参照しています。既存のセキュリティツールは、コードが書かれた後にスキャンするだけです。MCPの設定やスキル、実行時のエージェントの動作を把握することはできません。

Evo Agentic Development Security:エージェントの実行ループに組み込まれたエンフォースメント

これまでセキュリティチームには、AIコーディングエージェントを完全にブロックして、ビジネスが求める生産性向上をあきらめるか、何に接続し、何を実行しているかを把握できないまま利用を認めるかという、誤った二者択一がありました。Evo ADSは第三の選択肢、つまりエージェントの管理を可能にします。エージェントのワークフロー内で機能する継続的な制御レイヤーを導入し、その下流ではなく、エージェント開発ライフサイクルの3つの層を保護します。

  • エージェントのサプライチェーンを保護:エージェントが取り込むMCPサーバー、スキル、外部ツールを検出・評価し、エージェントがそれらを利用する前に、プロンプトインジェクション、悪意のあるコードパターン、サプライチェーンリスクを明らかにします。

  • エージェントの動作を管理:エージェントの稼働中に実行する操作を監視し、リアルタイムでポリシーを適用します。破壊的な操作は実行前にブロックし、エージェントがアクセスするシステムや実行するワークフローを管理します。

  • 信頼できる出力を実現:AIが生成した脆弱性を生成時にスキャンして修正し、リリース後のレビューではなく、作成時点でセキュリティを適用します。

1つのソリューション。3つのレイヤー。エージェント開発のあらゆる段階で継続的にエンフォースメントを実施します。社内AIゲートウェイはルーティングやログ記録を行えますが、MCPサーバーが悪意のあるものか、スキルに悪意ある指示が含まれているか、生成されたコードが実際に悪用可能かどうかまでは判断できません。それには、実環境で大規模に機能する独立したエンフォースメントレイヤーが必要です。

「セキュリティリーダーに、開発者のマシン全体で稼働しているAIエージェント、MCPサーバー、スキルの完全な一覧を尋ねても、ほとんどの組織にはその一覧がありません」と、Snykの最高技術・イノベーション責任者であるManoj Nairは述べています。「Evo ADSはそのギャップを埋めます。実際にインストールされているものを検出し、エージェントの稼働中の動作を管理し、エージェントが生成したものを検証します。もはや問われるのは、チームがAIエージェントを使っているかどうかではありません。ガバナンスレイヤーがあるかどうかです。そして現時点では、ほとんどの組織の答えは『いいえ』です。」

すでにAIコーディングエージェントを導入している組織にとって、ガバナンスの不足は差し迫った課題です。GitHub Copilot、Codex、Windsurfをエンジニアリングチームで利用し、主要な開発アシスタントとしてClaude Codeへの移行を進めるRelay Networkは、コード作成時にセキュリティを適用するため、SnykをAI支援開発ワークフローに直接組み込みました。

「エージェント型開発の利用を拡大する中で、新たな攻撃対象領域が生まれました」と、Relay NetworkのDevOpsディレクター、Brendan Putek氏は述べています。「エージェント自体のツールチェーンに紛れ込むサプライチェーン攻撃、悪意あるスキル、侵害されたMCPサーバーに加え、意図と実行の間に歯止めがないままエージェントが操作を実行する状況が見られます。被害範囲に限界はなく、まだ初期段階です。Snykとの協業を通じて、適切なアーキテクチャにたどり着けたと思います。エージェントが利用、実行、生成するものを管理する制御機能を、エージェントのワークフローに直接組み込むアーキテクチャです。」

「エージェント型開発セキュリティは、開発者のコードに対する考え方に根本的な変化をもたらします」と、AccentureのEMEAおよびUKI CMTサイバーセキュリティ部門を率いるマネージングディレクター、Oliver Neuberger氏は述べています。「エージェントが価値を生み出す可能性は計り知れません。しかし、その影響力を考えれば、慎重な開発と適切なガードレールが必要です。そうすることで、企業は安心して安全にエージェントを導入できます。」

提供開始時期

Evo ADSは6月29日に一般提供を開始します。SnykがAI Engineer World's Fairに参加するタイミングに合わせて展開されます。同イベントでSnykは、初開催となるセキュリティトラックの独占スポンサーを務めます。

今回の発表により、Snyk AI Security Platformは、コードを書くエージェントから、本番環境で稼働するモデル、エージェントが構築するアプリケーションまで、ソフトウェアライフサイクル全体でAIを管理できるようになりました。

Evo AI-SPMは、AI資産の包括的な可視化と、マシンスピードでのガバナンスを実現します。Evo Continuous Offensive Security (COS)は攻撃をシミュレーションし、攻撃者に悪用される前に脆弱性を発見します。Evo ADSは、ソフトウェアの開発に使われるAI人材、つまりエージェントとツール自体を保護します。この3つのソリューションが連携し、AI Security Fabricを形成します。これは、AI生成コード、AIエージェント、AIネイティブアプリケーションの信頼性を確保する独立した検証基盤です。

詳しくは、Evo Agentic Development Securityに関するブログをご覧ください。Evo ADSの動作をご覧になりたい方は、7月16日開催のウェビナー「AIエージェント時代におけるAI主導のソフトウェア開発の保護」にご登録ください。

Snykについて 
AIセキュリティ企業であるSnykは、AIを活用する企業が未来を開発し、安全を確保できるよう支援し、組織がAIを信頼して限界なくイノベーションを実現できるようにします。Snyk AI Security Platformは、業界をリードするAI Security Fabricを提供し、創造の流れに保護機能を直接組み込むことで、GenAIコード、AIネイティブアプリケーション、エージェントシステムを保護します。開発の初期段階から可視性、制御、自律的な防御を実現することで、世界中の4,800社を超えるお客様がAI時代に自信を持って開発できるよう支援します。