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TechnologyOne、Snykでセキュリティ対応の負担を軽減し、対応時間を90分から数秒に短縮

お客様の声

Nick Baker

Security Operations and Engineering Lead

Chris Polkinghorne

Head of Security and Compliance Programs

場所: Brisbane, Australia

ハイライト:

シフトレフトの成功で開発者の負担を解消:プルリクエスト(PR)スキャンを導入し、時間のかかる開発後期のボトルネックとなっていたセキュリティ修正を改善。開発者がライフサイクルの早い段階で脆弱性を発見・修正できるようになり、多くの場合、追加作業はほとんど発生しません。

迅速なオンボーディングで即座に網羅:膨大なコードリポジトリにあるすべてのソフトウェアを、わずか数日でオンボーディング。SnykのIDE上の推奨機能により、脆弱性の修正時間はわずか数秒に短縮されました。

重要度の高い検出結果を、ノイズを抑えて提供:重大なセキュリティ課題に注力するSnykのアプローチにより、チームの信頼をすばやく獲得し、開発チーム全体での導入が進みました。

TechnologyOneは、グローバルなSaaSエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)プロバイダーにとどまりません。外部委託のコンサルタントに頼ることなく、自社ですべてのソフトウェアを開発、デプロイ、運用する企業です。この一貫したサービスは他社との差別化要因であり、顧客にとって大きな変革をもたらします。顧客と6か月の付き合いであっても20年であっても、「絶え間なく大切にする」という姿勢のもと、顧客のセキュリティに深く取り組む企業文化を育んでいます。

セキュリティオペレーション&エンジニアリングリードのNick Baker氏と、セキュリティ&コンプライアンスプログラム責任者のChris Polkinghorne氏は、高い信頼基準を維持し、開発チームのスピードを高めるには、アプリケーションセキュリティ(AppSec)プログラムを根本から変革する必要があると認識していました。

課題:可視性の欠如と開発のボトルネック

以前は、オープンソースツールと社内開発の静的コード解析(SCA)ツールを組み合わせて使用していました。主に社内の.NETコードを対象に設計された自社製ツールでは、新たに導入したいプラットフォームやテクノロジーをカバーできませんでした。当初は基本的なセキュリティニーズを満たしていたものの、すぐにエンジニアリングチームのボトルネックとなりました。

Nick氏は次のように説明します。「当社のコードの大半は.NETだったため、対象範囲が非常に限定されていました。新しいプラットフォームやテクノロジーに対応するツールはありませんでした」

Nick氏によると、既存のツールはノイズが多すぎました。「あるレポートには『技術的負債が数千日分』とありました。誤検知のせいで、プロダクトチームと『建設的な対話』をするのが難しくなっていました」

セキュリティ上の問題が明らかになるのは、リリース直前という最悪のタイミングであることがよくありました。セキュリティチームの対応能力に大きなギャップがあったため、これは重大な懸念でした。

Nick氏は振り返ります。「開発者には、リリース直前まで何も見えていませんでした。それではコストがかかります。セキュリティ上の問題が見つかると、開発を戻して修正し、サイクル全体をやり直さなければなりません」

大規模な製品では、1つの修正だけでも、再ビルドと再テストに何時間もかかることがありました。

Nick氏は言います。「ビルドだけで30分かかるソフトウェアもあります。1つの修正でそれを3回繰り返すと、90分もの時間が無駄になります」

チームには、開発者がより早く、より頻繁に、日々のワークフローの中でセキュリティフィードバックを得られる仕組みが必要でした

この時点で、要件は明確でした。ノイズを減らし、さまざまな言語やフレームワークにわたってカバー範囲を広げ、開発者がすぐに行動に移せる、迅速で状況に応じたフィードバックを提供することです。

ソリューション:重要度の高い検出結果をノイズを抑えて提供する、協業型のパートナー

ソリューションの評価にあたり、TechnologyOneのチームは、ツールがビジネスを後押しするものとなるよう、譲れない要件を明確にしていました。

  • 重要度の高い検出結果を、ノイズを抑えて提供:従来のツールは、対応につながらない検出結果や、リンターで検出できるレベルの問題を大量に報告し、チームを圧倒していました。

  • カバー範囲のギャップ:TechnologyOneのレガシースタックだけでなく、.NET、Node.js、Python、Goなど、複数の言語に対応する必要がありました。

  • 包括的なカバー範囲:サードパーティー分析(SBOM)と静的コード解析の両方をカバーすること。

  • 拡張性:数千のリポジトリに対応できるソリューションであること。

技術面とパートナーシップの両面で最適だったSnykは、真のパートナーとして際立っていました。Nick氏はこう語ります。「Snykとの初期のミーティングは、実際に課題を解決するための場だと感じました。初日から協力的でした」

TechnologyOneはAWS Marketplace経由でSnykを購入したことで、導入プロセスをさらに効率化し、評価からデプロイまで迅速に進めることができました。Snykの導入は迅速に進み、大きな変革をもたらしました。TechnologyOneは、数日でコードリポジトリ内のすべてのソフトウェアをオンボーディングしました。これは、以前のツールと比べて大きな進歩でした。

Nick氏は言います。「すぐにカバー範囲を確保する必要がありましたが、数週間でも数か月でもなく、数日で実現できました」

Snykのパートナーシップは、ツールの提供にとどまりませんでした。プロダクトチームが行き詰まったとき、Snykのエンジニアリングチームはすぐに使える修正案を用意し、作業が滞らないよう支援しました。

「感心しました。プロダクトチームも、対応にとても満足していました」

成果:スピードと自信

4人の開発者を抱えるチームでも400人のチームでも、導入効果を早く実感できることは重要です。Snykにより、セキュリティリーダーは各チームを逐一追いかけなくても、安全な開発が実践されていることを確認できました。

Chris氏はこう説明します。「開発チームには、安全性を保ちながら迅速に開発を進めてほしい。それは譲れない要件の一つです。Snykは安心感をもたらすレイヤーとなり、チームがスピードを保ちながら正しい取り組みを行っていることを示すデータを提供してくれました」

これは、TechnologyOneのブランド約束である「安全で信頼できるイノベーション」に合致しています。

ノイズが多く非効率なレガシーツールを置き換えたことで、TechnologyOneは広大なコードベース全体を可視化し、脆弱性の修正にかかる時間を短縮しました。

開発者に負担をかけず、開発者体験を向上させる真のシフトレフト

プルリクエストスキャンは一晩で全体に展開されました。Nick氏は「有効にしただけで、開発者の負担を軽くすることができました」と話します。

このシフトレフトの成果は、机上の空論ではありませんでした。数時間に及ぶ再ビルドを招き、リリース承認を遅らせていた、TechnologyOneのSDLCにおけるコストの大きな課題、つまりフィードバックの遅れに直接対処しました。今では開発者は、コードの該当行で数秒のうちに推奨事項を確認できます。

Chris氏は言います。「SnykとIDEを使えば、開発者は該当行を確認して推奨事項を受け取り、数秒で修正して先に進めます」

セキュリティを妨げではなく、推進力に

Snykはセキュリティフィードバックをワークフローに直接組み込むことで、開発者体験を変革し、セキュリティを妨げではなく推進力にしました。TechnologyOneのセキュリティ文化は、多くのエンタープライズソフトウェア企業とは根本的に異なります。

Snykとのパートナーシップにより、TechnologyOneのアプリケーションセキュリティへの取り組みは変革しました。セキュリティを開発の障害と捉えるのではなく、開発ワークフローのスピードと品質を高める中核的な推進力として位置付けています。

Chris氏は言います。「私たちは、開発を後押しする存在として認識されたいセキュリティチームです。『いいえ、できません』と言うことはめったにありません。たいていは『はい、条件付きで可能です』と伝えます」

スピードとセキュリティを両立するこの考え方も、TechnologyOneが働く場として際立つ理由の一つです。

今後の展望:Snyk Learnで開発者トレーニングを拡大

次に、チームごとに状況や技術スタックに合わせたトレーニングを提供するため、Snyk Learnを展開しました。目標は、安全なコーディングを当たり前にすることです。

Chris氏はこう話します。「何百人もの開発者が、それぞれ異なるプラットフォームや技術スタックで作業している場合、繰り返し使えて、個々の課題すべてに対応できるトレーニングを作るのは非常に困難です。これまで開発者向けトレーニングは、『当社の主要製品はこちらです』という内容か、『一般的な内容はこちらです』というもののどちらかでした。その間には大きな隔たりがありました」

Nick氏はこう付け加えます。「Snyk Learnなら、各チームのスタックに合わせたコンテンツを提供できます。だからこそ、知識が定着するのです。一般的なトレーニングを好む人はいません。Snyk Learnの内容は関連性が高く、興味を引き、実際に役立ちます」

ソフトウェアライフサイクルのあらゆる段階にSnykを組み込むことで、TechnologyOneはセキュア・バイ・デザインの文化を築き、開発者が迅速に開発し、自信を持って取り組めるようにしています。その結果、スピードとセキュリティは競合するものではないと実証されました。適切に実践すれば、互いを高め合うのです。