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自動コードレビューのプロセスを導入すべき理由

著者
blog hero snyk code dark

2021年12月20日

0 分で読めます

高品質で安全なアプリケーションを開発するうえで、自動コードレビューの実施は欠かせないステップです。開発中に人的ミスが発生する可能性を踏まえると、体系的なコードレビューのベストプラクティスを導入することは、ソフトウェアの品質向上に向けた有効な取り組みです。手動レビューではレビュー担当者の専門知識やスキルを活用できますが、人による検出を避けるように仕組まれたセキュリティ上の脅威がコードに潜む可能性は残ります。新しいコードの意図やロジックを専門チームが確認することの価値は計り知れません。しかし、この手動レビューを自動レビューで補完すれば、公表済みの脆弱性だけでなく、独自コードに混入した脆弱性や、セキュリティ侵害につながる可能性のある箇所にも対処できます。

自動コードレビューのプロセスとは?

自動コードレビュープロセスでは、ソースコードを標準的なガイドラインと照合し、よくあるエラーの原因やセキュリティ上の脅威がないか確認します。誤検知や見逃しが発生することもありますが、ソフトウェアのセキュリティ上の脅威への耐性を高め、アプリケーション全体のパフォーマンス向上にもつながります。

セキュリティ侵害のリスクが高まり、パフォーマンスが最適でない状態になると、ソフトウェアが本来の機能を果たせなくなるおそれがあります。そのため、自動コードレビューツールが検出する誤検知と見逃しを減らすことは、コードの品質と安全性を高める有効な方法です。

誤検知と見逃し

自動コードチェッカーは完璧ではないため、コードレビューでは常に誤検知や見逃しが発生する可能性があります。理解しやすいよう、以下にそれぞれの用語を説明します。

誤検知 – ルール違反がないにもかかわらず、アナライザーが診断フラグを立てることです。表面的には大きな問題ではありませんが、誤検知と本当の問題を切り分けるために人手が必要になります。真陽性は開発者が修正すべき実際のエラーですが、誤検知は開発者の時間を浪費します。

見逃し – アナライザーが診断フラグを立てず、コードレビューで問題を見逃すことです。効果的な自動コードレビューで防ぐべきなのは、まさにこのような検出されない問題です。

自動コードレビューで誤検知を減らすメリット。コードのセキュリティを強化し、未使用のコード部分を特定し、コードスタイルを確認できます。
自動コードレビューで偽陰性を減らすメリット

誤検知と見逃しを減らす方法

安全なコードレビューで特に重要なのは、レビュー担当者がコードの機能を十分に理解するための時間を確保することです。そのため、手動レビューで誤検知や見逃しを減らす最善の方法のひとつは、時間をかけて着実に確認することです。

コードが意図したとおりに動作すると決めつけることは、コードレビューでエラーが生じる大きな原因です。専門家によるレビューパネルであっても、手動レビューでは検出されないエラーを見逃す可能性があることから、効果的な自動レビューの必要性がわかります。また、手動レビューを通じて、アナライザーがソースコードと期待される動作を照合するための基準を策定することもできます。

ユニットテストと統合テストを導入する

誤検知を減らすと診断レポートが簡潔になります。一方、見逃しを減らすと、次の効果が得られます。

  • コードのセキュリティとパフォーマンスを向上させる

  • 未使用のコードや回避されているコードの箇所を特定する

  • コードスタイルが適切であることを確認する

これらは、効果的なソフトウェア開発に欠かせない要素です。見逃しを減らすことで、コードのコンパイルと実行が高速化するとともに、基準に照らしてコードが期待どおりに機能するかを確認できます。

アナライザーを実行してエラーを見つけ、ソースコードを修正するだけでは不十分です。コードの変更やプルリクエスト(PR)にユニットテストと統合テストを必須とすることで、信頼性を高め、エラーを減らし、プロセス全体を継続的に改善できます。ユニットテストを導入すれば、新しいコードがメインのコードリポジトリにマージされる前に、開発者の意図どおりに動作することを確認できます。一般的な入力条件を設定したり、既知の出力が得られるようにコードを調整したりするのが、この種のテストを行ううえで有効です。その後、少数のユニットを段階的に連携させて統合テストを追加すれば、各要素がシームレスに連携し、効果的なコードレビューで誤検知や見逃しが発生しないことを確認できます。

高度な自動スキャンツールを使用する

誤検知と見逃しを最小限に抑えるコードレビューを行うには、高品質で堅牢なスキャンツールを選ぶのが最善です。問題を報告すべきかどうかを判断できる自動コードレビューツールを使うことは、アプリケーションの品質とセキュリティの向上に不可欠です。

セキュリティコードレビューが重要なのはもちろんですが、高度な自動ツールには、一般に公開されているデータベースに登録される前のものも含め、膨大な数の脆弱性データベースが備わっています。効果的な自動コードレビューツールは、ソースコードをこのデータとすばやく照合し、チームがエラーをすぐに修正できるようにすることで、より早く安全なコードを提供できるようにします。

選択する自動ツールは、使いやすいように既存の開発プロセスと連携できる必要があります。シームレスに連携させることで、コードアナライザーがソースコードとともに機能し、継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)プロセス全体を通じてエラーを検出し、潜在的なセキュリティ問題を特定できます。

最後に、自動スキャナーには、コードをセキュリティとコード品質の基準にすばやく照合するという目的もあります。高度なスキャンツールはPRを生成し、検出結果をレビュー担当チームに自動送信して、コードの分析を続けたり、推奨事項をマージしたりできるため、問題の修正にかかる時間を短縮できます。

「Snykの自動化のおかげで、単調な手動セキュリティ作業に割いていた人員を、価値の高い機能開発に振り向けられるようになりました。Snykは新たな脆弱性を、すでに「修正」を含むプルリクエスト(PR)の形で通知してくれます。そのため、長時間かかっていた手動のトリアージから修正までの流れを、数分で完了できるシンプルな「マージ」に短縮できました。」

Peter Vanhee - エンジニアリングプラクティスリード - Comic Relief

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自動コードレビューを導入すべき理由

手動コードレビューは、ソフトウェア開発に欠かせない工程です。専門家の新たな視点を取り入れることで、ロジックのエラーを特定し、コードが意図した機能を果たすか確認できます。また、コードがチェックされることを開発者が認識することで、責任ある開発にもつながります。

しかし、手動レビューでロジックや意図を確認する一方、高度な自動コードレビューを活用すれば、手動レビューだけの場合よりもはるかに速く、安全で効率的なアプリケーションを実現できます。自動レビューなら、より多くの問題をより早く検出できるため、開発プロセスのスピードと精度の両方が向上します。

自動コードレビューに関するよくある質問

コードレビューのプロセスを自動化するにはどうすればよいですか?

自動コードレビューでは、ソースコードを既知の基準と照合します。解析ツールは、スタイルガイドライン、一般的なエラー、バグ、セキュリティ上の脆弱性などに関連する問題を見つけるのに優れています。開発プロセスに組み込まれた自動コードレビューツールは、ソースコードを基準と照合してレポートを出力します。このレポートはプルリクエストとなり、コードを上流にマージする前に開発者が変更すべき点を示します。高度な解析ツールはプルリクエストを生成し、上流にマージすることで、安全で正確かつ効率的なアプリケーションを実現します。

Snykが開発者による高品質で安全なコードの作成をどのように支援するかについては、セキュリティリソースページをご覧ください。また、無料のコードチェッカーツールをお試しいただくと、Snyk Codeがコードのセキュリティと品質に関する問題をどのように分析するか確認できます。

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