In this article
VS Codeに新しいMCPサーバーを追加する方法
MCPのインテグレーションを使うと、AIが実行できるツールを提供してその機能を拡張できます。この新しい潮流は、VS Codeを使う開発者にも広がっています。
MCPは当初、Anthropicの発表をきっかけに始まりました。その後、開発者コミュニティで大きく普及し、MCPサーバーを提供して連携を可能にするスタートアップも登場。さらに、新世代の開発者向けIDEがMCPを採用し、開発ワークフローを強化しています。
VS Codeも例外ではありません。Qodo GenやClineなど、VS Code向けのAIコーディング拡張機能は数多くありますが、GitHub Copilotチームは早い段階から、VS CodeのエージェントモードでMCPのプレビューサポートを採用しました。
VS Codeは、ローカルで実行するプロセスベースのSTDIO MCPサーバーと、(リモートの)HTTP / SSEネットワーク経由で動作するMCPサーバーをサポートしています。
新しいMCPサーバーを追加する方法
CMD + SHIFT + Pでコマンドパレットを開き、「MCP」と入力すると、MCPサーバーの一覧表示や追加に関する操作に簡単にアクセスできます。次のようなアクションの一覧が表示されます。

新しいMCPサーバーの定義方法は、Cursorなどのエージェント型AIツールに追加する場合と同じです。専用のMCP設定ファイルにJSON設定を記述します。
VS CodeのMCP設定ファイルは、.vscode/mcp.jsonにあります。Dockerでプロセスを起動する方法を使って、GitHubのMCPサーバーを追加してみましょう。動作させるには、次のものが必要です。
Dockerがインストールされ、実行中であること
GitHubアカウントのページで作成した個人用アクセストークン(PAT)
準備ができたら、`.vscode/mcp.json`に新しいMCPサーバーのエントリを定義します。
{
"inputs": [
{
"type": "promptString",
"id": "github_token",
"description": "GitHub Personal Access Token",
"password": true
}
],
"servers": {
"github": {
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"--rm",
"-e",
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN",
"ghcr.io/github/github-mcp-server"
],
"env": {
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "${input:github_token}"
}
}
}
}GitHub Copilot AIエージェントとMCPサーバーの連携
GitHub MCPサーバーを.vscode/mcp.jsonファイルで実行するように定義したら、GitHub Copilotをエージェントモードに切り替えて、チャットで利用できるすべてのツールを確認できます。
チャットのテキストボックスに「36」と表示されたアイコンがあります。クリックすると、MCPサーバーのインテグレーションで利用できるすべてのツールを示すコマンドウィンドウが表示されます。

MCPサーバー用のGitHub個人用アクセストークンを設定する
GitHub MCPサーバーと連携するには、個人用アクセストークンを設定する必要があります。
MCPのmcp.json設定ファイルにinputs専用のフィールドがあることにお気づきかもしれません。このフィールドでは、JSONキーの識別子github_tokenが、serversプロパティ内のgithubエントリで定義された環境変数GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKENに割り当てられます。
認証情報やAPIトークンをmcp.jsonファイルに平文で記述して漏えいするのを防ぐため、VS CodeのMCPインテグレーションでは、サーバーの起動時にGitHub PATの入力を対話形式で求める仕組みになっています。
MCPサーバーがすでに実行中の場合は、mcp.jsonファイルのインラインコード候補にある停止リンクをクリックしてから、もう一度開始をクリックします。GitHub PATを入力するボックスが表示されます。

GitHub CopilotのMCPサーバーインテグレーションを使ってGitHubリポジトリのIssueを一覧表示する
これで開発ワークフローに戻り、チャットでこのプロジェクトのGitHubリポジトリにある未解決のIssueやプルリクエストを一覧表示するよう指示できます。LLMはツールを実行して「このプロジェクト」が何を指すのかを確認し、定義したGitHub MCPサーバーで利用できる関連ツールを呼び出して、指示に応じます。

AIセキュリティについて詳しく知りたい方へ
サイバーセキュリティではAIがどのように活用されているのかについて詳しく見る
社内でのChatGPTの利用が気になりますか?企業向けChatGPTコーディングセキュリティ
シャドーAIについて聞いたことはありますか?