Snyk、企業の DevSecOps 変革を加速するための戦略的投資を ServiceNow から確保
2023年1月24日
新たな統合によって ServiceNow 脆弱性対応ソリューションが強化され、グローバル企業がセキュリティの問題を迅速に発見して修正できるようになります
ボストン発 ― 2023 年 1 月 24 日 ― 開発者セキュリティのリーダーである Snyk は本日、ServiceNow が同社に戦略的投資を行ったことを発表しました。この投資により、世界中の企業は、セキュアバイデフォルトの原則に沿ってイノベーションのペースを継続できるようになります。この最新の進展は、Snyk が 2022 年後半に発表した シリーズ G への 1 億 9,650 万ドルの投資に続くものです。
2023 年序盤に経済状況がさらに厳しくなることが予想される中、企業のリーダーは、開発者の生産性向上、技術革新、サイバーセキュリティの修正に組織として継続的に取り組んでいくうえで重要な役割を担っています。これらの取り組みを優先することで、競合他社に後れを取るという非常にリアルなリスクを回避する必要があります。Snyk と ServiceNow はこの最新の投資により、Snyk の業界をリードするデベロッパーセキュリティプラットフォームを継続的に強化することで、より多くのグローバル企業が DevSecOps の多くの具体的なメリットを享受できるよう連携して支援します。実際、Snyk が最近作成したカスタマーバリュー (顧客価値) レポートには、Snyk のお客様がセキュリティ支出の統合、開発者の生産性の大幅な向上、重要なリスク削減を実現していることが示されています。
Snyk の CEO ピーター・マッケイ (Peter Mckay) は次のように話しています。「ServiceNow からのこの最新の投資は、Snyk にとって単なる資金提供以上のものを意味します。時間と手間のかかる従来のサイバーセキュリティアプローチを変革し、豊富なリソースを持つグローバル企業が最新の開発者中心のセキュリティマインドセットを採用できるようにすることに対する ServiceNow チームの揺るぎない姿勢は、最初はお客様であった同社が、次にパートナーとなり、戦略的投資家となった今も変わりません」。
ServiceNow の事業開発担当上級副社長フィリップ・カーク (Philip Kirk) 氏は、次のように話しています。「過去数年間で、Snyk は著しい成長を遂げました。セキュリティの考え方を開発段階に組み込むという先駆的なビジョンを提唱した初期に始まり、今や世界中の何千ものお客様が開発者セキュリティを採用するまでになっています。今回の最新の投資により、当社は Snyk と協力し、お客様のために安全なデジタルトランスフォーメーションの成果を推進できるよう取り組んでいます」。
この最新の資金調達に加え、Snyk は本日、ServiceNow Vulnerability Response ソリューションとの新たな統合を発表しました。両社に共通のお客様がすでに利用できるこの新しいソリューションによって、業界最高水準の Snyk のインテリジェンスに裏打ちされた高度なソフトウェアコンポジション解析 (SCA) の Snyk Open Source が、ServiceNow Platform と統合されます。
この統合は、企業全体で ServiceNow のデジタルワークフローソリューションに依存しているチームにとって重要なマイルストーンです。これによって、攻撃対象領域をより包括的に把握し、リスクを効果的に評価して、優先度の高い脅威に迅速に対応できるようになります。ServiceNow Vulnerability Response ソリューションは Snyk を活用することで、最新のアプリケーション開発手段に基づいて今後もセキュリティ上の懸念に効果的に対処します。デジタル開発プロセスの一環として、今日のソフトウェア開発者は、オープンソー リポジトリを含むさまざまなソースからコードを再利用することがよくあります。また、この外部コードは脆弱性を含むことが少なくありませんが、ServiceNow ソリューションはこれらの脆弱性を迅速に特定し、優先度を付けてすばやく修正できるようになります。
Snyk の最高製品責任者マノージ・ナイル (Manoj Nair) は、次のように話しています。「Log4Shell で明らかになったとおり、コードレベルの脆弱性のニュースが届くと、世界中の IT チームが大慌てでその危険性を把握しようとします。Snyk は、最新のソフトウェア開発ライフサイクル全体にセキュリティを組み込むことで、このように緊迫した状況が生じるのを防ぎます。この新しい ServiceNow との統合により、Snyk は IT の提供方法を管理する人気のプラットフォームに組み込まれます。その結果、数千の企業が効果的な DevSecOps コラボレーションを通じて、セキュリティ態勢全般を強化できるようになります」。
ServiceNow のセキュリティ製品担当副社長兼ゼネラルマネージャーであるルー・フィオレロ (Lou Fiorello) 氏は、次のように話しています。「Snyk から提供される新しいインサイトを活用した ServiceNow Vulnerability Response ソリューションにより、セキュリティチームはソフトウェア開発者との連携を強化するだけでなく、複数のアプリケーションを対象にオープンソースの脆弱性を一元管理し、それに対応できるようにもなります。これにより、エンタープライズテクノロジー環境全体の脆弱性を単一ビューで把握する ServiceNow の機能が大幅に強化され、脆弱性に適切な優先度を付けて、管理を迅速化するためのワークフローを促進できます。両社が協力することで、より安全な成果を生み出し、企業のセキュリティ態勢を強化することができます」。
Snyk と ServiceNow は、この新しい統合の詳細に加え、アプリケーションのセキュリティ全般を向上させるために推奨されるアクションについてウェビナーで説明する予定です。ウェビナー「Snyk Peek:Application Vulnerabilities Delivered To ServiceNow Application Vulnerability Response」は、1 月 30 日 (月) 午前 11 時 (東部時間) に開催されます。参加登録については、https://bit.ly/3QbF2gd をご覧ください。
Snyk について
Snyk は開発者セキュリティのリーダーとして、世界中の開発者が安全なアプリケーションを構築できるよう支援するとともに、デジタルの世界の要求を満たすために必要なソリューションをセキュリティチームに提供しています。当社の開発者ファーストのアプローチにより、組織はコードからクラウドに至るまでアプリケーションの重要なコンポーネントをすべて保護できるようになり、開発者の生産性の向上、収益の増加、顧客満足度、コストの削減、セキュリティ態勢全般の向上につながります。Snyk のデベロッパーセキュリティプラットフォームは、開発者のワークフローと自動的に統合され、セキュリティチームと開発チームの共同作業を可能にすることを目的として構築されています。Snyk は現在、Asurion、Google、Intuit、MongoDB、New Relic、Revolut、Salesforce などの業界リーダーを含む世界 2,500 以上の組織によって使用されています。ServiceNow、ServiceNow のロゴ、Now、Now Platform、およびその他の ServiceNow マークは、米国およびその他の国における ServiceNow, Inc. の商標または登録商標です。